迷えるオタク

感情置き場

興味の有無について

1.
何かに興味を持つことはとっても難しいと思う。
世の中には色んなことがあって、自分が生まれてから色んなことに触れているのに興味がある事はほんのひと握り。
他人の興味がある事が自分にとって興味がある事とは限らない。
それは自分と他人を入れ替えても、興味があるとないを入れ替えても成り立つと思う。
興味がある事は少ないし、他人と合う事も少ない。
興味のある人が多い事と少ない事はどうしても出てくる。
人間が沢山いるのだから当然その差は出る。
確率と分布の話なだけだ。
だから他人の興味の有無を気にする事はない。

2.
興味がある事をしている時は楽しいし、ずっと楽しいことをしていたい。
これは、あまり掘り下げない。ただなんとなくそう思っている。

3.
前2つで書いた事が理由で、自分が興味を持てる事は大切にしたいと思っている。
でも、どんなに大切にしていても興味が持てなくなる時は来てしまう。
人は移ろい変わってゆくものだから。
そんな時、興味を持てる事が変わっただけなら良いが、無くなってしまったらどうだろうか。
楽しみがなくなってつらいものになってしまわないだろうか。
それが僕は怖い。

4.
だから最近は種を蒔くように心がけている。
興味の有無にかかわらず、触れるだけ触れてすぐ立ち去る。
だがこれに踏み出すのがまた難しい。
興味がないことに触れるのだから面倒で仕方ない。
心の余裕、元気だって必要だ。
楽しいことをしたついで、誰かに誘われてなんとなく、世間で話題なことについてゆく、そんなものを少しずつ積み重ねる。
そうすると未来に興味を持てるものに知らないうちに当たっている。
一度触れたものに再び触れるのは最初ほどエネルギーが要らない。
だから元気な時に種を蒔く。

5.
種が芽吹いたのが最近の宝塚歌劇趣味だった。
全然興味のなかったサッカーのW杯をなんとなく見て思ったことでした。
サッカー、次見るかと言われれば微妙だけど、ちょっと面白いと思いました。